Month: December 2021
英国パラKrysten Coombs選手と横浜初等部生の交流会を開催しました
10月27日(水)に、英国パラリンピックバドミントン代表のクリステン・クームス選手と慶應義塾横浜初等部の小学生の交流会を開催いたしました。 交流会のきっかけとなったのは、横浜初等部の生徒たちがパラリンピック選手団を応援するために作成した「折り紙メダル」でした。選手団の練習場所であった日吉キャンパスに飾っていた折り紙メダルを見たクームス選手が、コロナ禍で直接選手団と接することができない生徒たちの気持ちに応えてくださり、オンラインでの交流会に参加して下さることとなりました。 交流会は、はじめの挨拶に始まり、クイズ大会、選手から普段行っている運動を教えて頂くエクササイズの時間、続いてQ&Aセッション、そして最後に終わりの言葉と盛り沢山の内容でした。生徒たちから東京2020パラリンピック大会で銅メダルを獲得されたクームス選手へお祝いの言葉を述べた際には、選手が実際のメダルを見せて下さり、盛り上がりを見せました。Q&Aセッションでは、障がいがあることで差別を受ける人がいることに対し何ができるか、という質問に対して、クームス選手は障がい者に限らず全ての人が一人ひとり違いそれぞれが素晴らしいということを、今回の交流会で自分が感じたことと合わせて周りの人たちに伝えて欲しいとお話して下さいました。 今回の交流会で特に大切にしていたことは、生徒が選手と直接話し関われる機会を、できるだけ多く作ることでした。通訳を介さずに、生徒自身がで英語で質問をし、選手がそれに直接答えるというやりとりを通して、生徒たちが画面越しでもパラ選手と話しているという緊張感とワクワクを感じ、そこで学び得たことを今後何かに挑戦する際に役立てられればと考えました。交流会の1週間前に実施したリハーサルでの通し練習や、生徒それぞれがしっかりと準備をしてくれた結果、本番では私たち大学生がいなくても問題ないほど頼もしく発言をしてくれました。 時差を越えてイギリスと日本を、そして選手と小学生を繋ぐ取り組みは、KEIO 2020 projectメンバーにとって初めての試みであり、オンライン開催ということもあり、実現に向け多くのチャレンジがありました。しかし、今まで団体として積んできた様々なボランティア経験・企画運営経験を生かしながら、日英両方の言語で進行を行い、参加者全員にとって楽しく有意義な時間にすることができたと感じております。 お話を通して沢山の学びを下さったクームス選手、当日参加して下さった400名を超える横浜初等部の生徒たち、そしてイベント実現に向け多大なるご協力を頂いた皆様に改めて感謝申し上げます。 本交流会の内容について、慶應義塾の公式ウェブサイトにも記事(日・英)を掲載して頂きました。ぜひご一読ください。 [https://www.keio.ac.jp/ja/news/2021/11/4/27-83611/](https://www.keio.ac.jp/ja/news/2021/11/4/27-83611/) [https://www.keio.ac.jp/en/news/2021/Nov/10/48-88387/](https://www.keio.ac.jp/en/news/2021/Nov/10/48-88387/) 【Exchange Meeting with British Paralympic Badminton athlete Krysten Coombs and Yokohama Elementary School Students】 On Wednesday, October 27th, an exchange event was held between Mr. Krysten Coombs, a British Paralympic badminton athlete, and students from the Keio University Yokohama Elementary School. The event was made possible by the “Origami …