Activity report(東原綾子君):学術論文の掲載(2022-4)

助教の東原綾子君が投稿した論文がBrain Researchに掲載されました。

本研究では、太もも裏にあるハムストリングスの構成筋である大腿二頭筋とその拮抗筋である大腿直筋に関して、経頭蓋磁気刺激(TMS)を用いて脳から筋までの経路(皮質脊髄路)の入出力特性を評価しました。その結果、大腿直筋は大腿二頭筋に比べ、脳からの同じ指令量に対して大きな力を出せることが示され、スポーツ活動で多く経験する瞬間的な最大筋力発揮時の神経動員特性が大腿部の前面と後面の筋で大きく異なることが明らかとなりました。本結果は、パフォーマンス発揮や怪我の発生メカニズムを神経生理学的側面から考察する上で重要な知見となります。

Higashihara, A., Nakagawa, K., Futatsubashi, G., Sekiguchi, H., Nagano, Y., & Hirose, N. (2022). Differences in the recruitment properties of the corticospinal pathway between the biceps femoris and rectus femoris muscles. Brain Res, 1790, 147963. doi:10.1016/j.brainres.2022.147963

https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S0006899322001871?via%3Dihub