KEIO 2020 project

KEIO 2020 projectとは  〜コンセプトとこれまでの活動

慶應義塾大学は、横浜市・川崎市とともに英国オリンピック委員会(British Olympic Association:BOA)およびパラリンピック委員会(British Paralympic Association:BPA)と2020年のオリンピック・パラリンピック東京大会に先駆けて行われる事前キャンプに関する契約を締結しました。KEIO 2020 projectは、BOA・BPA のオリンピック・パラリンピッ クに出場するアスリートが日吉キャンパスに滞在する期間をサポートする塾生主体のボランティ ア組織で2016年から活動しています。体育研究所は、KEIO 2020 projectの活動を積極的にサポートするとともに、塾生と【KEIOスポーツレガシー】構築のために活動しています。本プロジェクトは、2018年度2019年度2020年度と3年にわたり未来先導基金の採択を受けており(2020年度分は2021年度へ延期)、塾生らが”知り”、”考え”、”養う”過程で蓄積・形成される【人間の生きる力】を育成するプロジェクトです。

KEIO 2020 projectは、①選手をベストなコンディションで選手村へ送り出す、②横浜市、川崎市とともに地域を盛り上げる、③英国文化を受け入れ、日本(文化)の魅力を伝える、以上3点をコンセプトの柱として活動しています。このコンセプトのもと、具体的には、日吉キャンパスが受け入れる複数の競技種目に関係する選手、チームスタッフ、関係者らに対するスポーツボランティア活動を通して、KEIOスポーツレガシーを構築しようとするものです。上述した3つのコンセプトを、スポーツを【する】、【見る】、【支える】という3つの要素から包括的に捉え、2020年にBOABPAサポートを実際に行うまでに経験・実践しておくべき”準備”活動を幅広く行ってきました。そのすべての活動は、塾生主体で企画・運営されており、実現するまでの間に、創造力を働かせながら計画し(考え抜く力)、その中で自分の意見を伝えまたは相手の意見を傾聴し、柔軟に理解を深めるプロセスを経て(チームで働く力)、主体的に働きかけ、実行(前に踏み出す力)しています。本プロジェクト最大の特徴は、多角的にBOABPAをサポートするための課題を自ら知り、考え、養い、実践し、蓄積させる活動という点です。これらは、経済産業省の提唱する“社会人基礎力(前に踏み出す力、考え抜く力、チームで働く力)”を磨き、実践できる場ともなり得るものでもあり、まさに「未来への先導をつとめる、独立して生きる力と協力して生きる力を兼ね備えた人間の育成に資する事業」といえるものです。

学生主体で運営するHPも開設されました。詳しくはコチラをご覧ください。

SNS

担当スタッフ

大学教員: 石手 靖(教授)   所長
村山 光義(教授)  人文社会領域アンケート調査担当
村松 憲 (教授)   地域スポーツ振興教育担当
須田 芳正(教授)  内外オリンピズム教育担当
坂井 利彰(准教授) 内外オリンピズム教育担当
永田 直也(専任講師)ボランティア活動教育・障がい者教育担当
福士 徳文(専任講師)ボランティア活動教育・地域社会連携担当
稲見 崇孝(専任講師)国際交流・他教育機関ジョイント担当、プロジェクトコーディネーター
東原 綾子(助教)  ボランティア活動教育担当
寺岡 英晋(助教)  ボランティア活動教育担当
一貫教育校連携: 小山亜希子(慶應義塾女子高等学校教諭)
中川一紀(慶應義塾普通部教諭)
事務職員: 寺島 博之(体育研究所 主事)
三宅美紗子(体育研究所 事務職員)

KEIO 2020 project 活動報告

2017年度活動報告書

2018年度活動報告書

2019年度活動報告書

2020年度活動報告書

【Activity report(稲見崇孝君・福士徳文君):KEIO 2020 project⑤ 英国パラ水泳チームとの交流】

KEIO 2020 project メンバーと体育研究所の稲見君・福士君の2名は、9月21日に横浜国際プールで開催された

英国パラ水泳チームと横浜市の小学校との交流会のサポートを行いました。

選手らは、2018ジャパンパラ水泳大会に出場するために来日しました。

プロジェクトメンバーは、今回は主に全体の進行のサポートを行い、

会場整備や小学生の誘導や質問の英語通訳などを行いました。

■詳しい情報はコチラをご参照ください。

【Activity report(石手靖君・稲見崇孝君):KEIO 2020 project④ 英国視察】

KEIO 2020 project メンバー14名と体育研究所の教職員3名は、9月5日より11日まで7日間の英国視察へ行ってきました。

視察では、2020年に英国オリンピック・パラリンピック選手団を受け入れるにあたり、

1)英国の文化について、

2)スポーツ・バリアフリーについて、

3)2012年ロンドンオリンピックを成功に導いたイギリスのボランティアについて、

4)BOA (British Olympic Association)・BPA (British Paralympic Association)について、

5)大会後のレガシーについて、

学び・理解を深めることを目的として掲げました。

※本視察は慶應義塾未来先導基金の採択を受けて実施されました。

http://www.dff.keio.ac.jp/activity/programs/2018/02_detail.html

■詳しい情報はコチラをご参照ください。

【Activity report(石手靖君・稲見崇孝君):KEIO 2020 project③ 蔵王坊平での夏合宿!近代五種競技スタッフとの交流】

KEIO 2020 projectの学生らは、8月28日から3日間、蔵王坊平アスリートヴィレッジにて夏合宿を行いました。

日本における高地のトレーニング拠点である当該施設の見学のあと、

近代五種競技をサポートするスタッフの方々へのインタビューが行われました。

近代五種競技は、英国代表チームの日吉キャンパス受け入れ種目となっており、

実際にレーザーガンの体験をさせていただくなど、実践的な内容も合宿で企画されました。

【引率:石手靖君・稲見崇孝君】

KEIO 2020 projectに所属する学生ら自身の交流も目的であったため、

レクリエーションやBBQなども行われました。

■活動1日目(8/28)に関する詳しい情報はコチラをご参照ください。

■活動2日目(8/29)に関する詳しい情報はコチラをご参照ください。

【Activity report(石手靖君・稲見崇孝君):KEIO 2020 project③ 蔵王坊平での夏合宿!近代五種競技スタッフとの交流】

8月17日、カナダの名門British Columbia大学(UBC)が慶應義塾大学を訪れました。

KEIO 2020 projectの学生らは、体育会野球部とUBC野球部の親善試合の後、

日本文化に関するイベントを企画・運営しました。

(会場担当:石手靖君・稲見崇孝君)

全編英語で進む文化交流イベントはスイカ割りからはじまり、

和気藹々とした雰囲気の中で両校大学の歴史や文化に関するクイズ、

日本舞踊、書道、けん玉など多くの体験型企画で構成されました。

UBCの学生は日本文化の一端にふれるとともに

慶應義塾大学の塾生との良い交流のきっかけを作ることができました。

詳しくはコチラをご参照ください。

【Activity report(石手靖君・稲見崇孝君ほか):KEIO 2020 project① 2020@KEIO】

2020年、慶應義塾大学日吉キャンパスでは英国オリンピック(BOA)・

パラリンピック(BPA)代表チームの事前キャンプが行われます。

横浜市・川崎市とともに英国を迎えるにあたり、

体育研究所は英国のアスリートやスタッフに様々なサポートを行う学生ボランティア組織

【KEIO 2020 project】の活動を積極的にフォローしています。

石手靖君・村松憲君、永田直也君、福士徳文君、稲見崇孝君(コーディネーター)が

中心となってサポートするKEIO 2020 projectの活動を、今後もたくさん御紹介していきます。

これまでの活動記録は下記をご参照ください。

■市民公開講座(読売新聞社・慶應義塾大学)『Think サッカー』 → ? コチラ

■BOA各競技団体代表者による日吉キャンパス視察サポート → ?コチラ

■BPAと川崎市・横浜市・慶應義塾大学による覚書締結式 → ? コチラ