【Activity report(村山光義 君):学術論文の掲載(2020-10)】

教授の村山光義 君が投稿した学術論文がScientific reportsに掲載されました。

Mitsuyoshi Murayama, Kazunori Nosaka, Takayuki Inami, Norihiro Shima,  Tsugutake Yoneda. Biceps brachii muscle hardness assessed by push-in meter in comparison to ultrasound strain elastography. Scientific reports, 10: 20308, 2020.

この論文はオーストラリア(パース)のEdith Cowan University(Professor Nosaka)との共同研究として行われた筋の硬さ評価に関する実験を論文にしたものです。筋の硬さを評価する方法については、これまでたくさんの議論が繰り広げられてきました。中でも体表面から機器を押す評価法は、最終的にスポーツや臨床など様々な現場で応用できる評価法ですが、近年利用が拡大している画像から硬さを評価する超音波エラストグラフィ(ひずみタイプ)との関係性は明らかではありませんでした。本研究は、両評価法で測定した値が同等であることを示した世界で初めのもので、今後のフィールド調査において活用されるための基礎資料になることが期待されます。

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