論文掲載:稲見崇孝 君 Nutrients (IF 5.9)
2024.03.15
稲見崇孝専任講師の研究チーム(筆頭著者 山口翔大特任助教)の論文が、Nutrients (IF 5.9)にアクセプトされました。
運動した後に起こる運動誘発性筋損傷(いわゆる筋肉痛)を予防したり、その後の回復(リカバリー)を加速させる”栄養学的なアプローチ”の一つとしてクレアチンの摂取があります。しかし、まだまだ知見が深まっていないのが現状です。この論文は、約1ヶ月間にわたってA)クレアチンを摂取したグループ、B)プラセボグループの二つが同様のエクササイズをした後のリカバリーにどのような違いが生じるのかを検討しています。具体的には筋力や可動域、周径囲、痛み、筋の硬さ、尿中タイチンなどで比較しました。1週間後まで経過を観察した結果、クレアチンは運動誘発性筋損傷からの回復を助けるサプリメントと考えられました。