【Activity report(寺岡英晋 君):学術論文の掲載(2020-8)】
助教の寺岡英晋 君が投稿した学術論文がJournal of Teaching in Physical Educationに掲載されました。
Eishin Teraoka, Heidi Jancer Ferreira, David Kirk, & Farid Bardid (2020). “Affective Learning in Physical Education: A Systematic Review”. Journal of Teaching in Physical Education. Advance online publication. 10.1123/jtpe.2019-0164.
この論文では学校体育において情意領域の学習成果(Affective Learning)を生み出すための教育実践についてシステマチック・レビューを行いました。ターゲットとなる情意領域の学習成果は主にモチベーション、情動的成果(例:楽しさや感動の経験)、自己概念(例:自己肯定感)、レジリエンスの4つの主題が取り上げられました。また、これらの学習成果を生み出すためには、生徒に選択肢を与えること、仲間同士のフィードバックを促進させること、演繹的な発問をすること、個人ベースの発達にフォーカスすること、レベルの異なるタスクを複数用意することが効果的な学習指導の戦略として挙げられました。
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