Activity report(村山光義君・稲見崇孝君):学術論文の掲載(2022-3)
教授の村山光義君と専任講師の稲見崇孝君が投稿した論文が Scientific Reportsに掲載されました。
押し込み式筋硬度計とストレインエラストグラフィ(組織のひずみの違いを超音波画像を用いて画像化したもの) を用いて、 エキセントリック収縮とコンセントリック収縮後の上腕二頭筋の硬さ変化を比較しました。その結果、両測定方法ともに、コンセントリック収縮よりもエキセントリック収縮後のほうが筋の硬さ変化が有意に大きいことが示されました。また、触診に近い 押し込み式筋硬度計による筋の硬さ計測と ストレインエラストグラフィによる計測結果は有意に相関し、筋の硬さ変化を同様に検出することが明らかになりました。
この研究はオーストラリア(パース)のEdith Cowan University(Professor Nosaka)との共同研究として行われたものです。
Mitsuyoshi Murayama, Takayuki Inami, Norihiro Shima, Tsugutake Yoneda & Kazunori Nosaka.
Changes in biceps brachii muscle hardness assessed by a push-in meter and strain elastography after eccentric versus concentric contractions. Scientific Reports. vol.12, Article number: 9214 (2022)
Changes in biceps brachii muscle hardness assessed by a push-in meter and strain elastography after eccentric versus concentric contractions. Scientific Reports. vol.12, Article number: 9214 (2022)