論文掲載:西岡卓哉君・稲見崇孝 君 スプリントパフォーマンスの評価法に関する研究

西岡卓哉特任助教を筆頭とした稲見崇孝准教授の研究チームの論文がJournal of Strength and Conditioning Research (IF: 3.0)にアクセプトされました。

スプリントパフォーマンスをどうやって評価するか。色々と方法はありますが、研究室では現在マットスイッチとスマートフォンを使った評価に挑戦しています。この研究では、新たに開発されたタイミングゲートシステム VoltOnoSprint(VOS)の同時妥当性と試行間信頼性を調査しています。その結果、VOS がスプリント F-V プロファイリングのための有用かつ信頼性の高い方法であり、VOS によって測定されたスプリント F-V プロファイルによる変数の信頼性はレーダーによって測定されたものよりも優れていることを示唆しました。したがって、VOS は、スプリント F-V プロファイルのリアルタイムで正確な測定を求める方々にとって貴重なシステムになり得ることを報告しています。

Nishioka, T., Yamaguchi, S., Hajima, D., Yabuno, N., Aoki, A., Kunita, Y., Hashimoto, Y., Inami, T. Validity and reliability of a novel timing gate system for real-time measurement of sprint force-velocity profile. Journal of Strength and Conditioning Research, Accepted for publication, 2025.