論文掲載:稲見崇孝君 他 フェンシングの攻撃局面における予備動作と速度に関する研究

稲見崇孝准教授の研究チームの論文(筆頭著者:総合政策学部千田健太専任講師)がFrontiers in Sports and Active Living (IF: 2.6)にアクセプトされました。

まだまだ科学的な知見が不足しているフェンシング。その中にあって千田さんとはこれまでにいつくかの知見を発信してきています。特に攻撃局面に関する知見を中心としていますが、ターゲットまでの距離をこれまでは固定していました。今回の結果は「ターゲットとの距離が異なれば何が変わり、動作の違いが速度にどう影響を与えるか?」を検討しています。その結果、速度はターゲットまでの距離が増加するとともに直線的に増加し、アドバンスといわれる予備動作を伴った方がそうでない場合の速度を上回ることが明らかとなりました。攻撃局面にあるフェンサーは特に後ろ脚の屈曲/伸展動作のトレーニングによりこれが上昇する可能性があることを示唆しています。

Chida, K., Inami, T., Yamaguchi, S., Yoshida, Y., Kohtake, N. Interaction of target distance and movement type on lower limb kinematics in fencing. Frontiers in Sports and Active Living, Accepted for publication, 2026.