慶應義塾メンタリング・プログラムに体育研究所所員が参加しました

2024.04.02

2023年度、慶應義塾の女性教員のエンパワメントとリーダーシップの促進を目的としたメンタリング・プログラムが実施されました。これは、慶應義塾も加盟する環太平洋大学協会(APRU: Association of Pacific Rim Universities¹ が実施するAsia Pacific Women in Leadership(APWiL)² のプログラムを参考に、「慶應義塾における『女性リーダー』とは、義塾の運営を担う立場に立ち、改革を推進する未来の先導者である」と考え、慶應義塾の草創期からの精神のひとつである「半学半教」の実践による本プログラムでの経験を通じて、より多くの女性リーダーが活躍することを期待し、企画・実施されたものです。

学部・研究科や専門分野を超えメンターとメンティーのペアが組まれ、ペアごとに目標やスケジュールを設定、約半年間のメンタリングが実施されました。

プログラム内のワークショップでは、板垣悦子君が講師として参加し、ピラティスの実践を通して参加者のヘルスプロモーションに貢献しました。

また、東原綾子君がメンティーとして参加し、 2024年3月28日には三田演説館にて修了式が行われ、伊藤塾長から修了証が授与されました。

東原君のコメント:本プログラムを通じて、女性教員としてのキャリアパスに関する自身の考えを整理し、視野を広げることができたと実感しています。また、所属を超えて学部の先生方とつながる大変貴重な機会を頂いたことに感謝申し上げます。お忙しい中セッションを重ねてくださったメンターの先生、プログラム運営に関わってくださった皆様にこの場をお借りしてお礼申し上げます。ありがとうございました。

 

慶應義塾協生環境推進室

◆2023年度慶應義塾メンタリング・プログラム活動報告

https://www.diversity.keio.ac.jp/news/2024/04/0411.html

 

¹Association of Pacific Rim Universities (APRU) には、環太平洋地域の主要な研究大学 60 校が参加しています。さまざまなイベントやプログラムを通じて参加校がネットワークを構築することが可能となっています。

²Asia Pacific Women in Leadership(APWiL) は、 2020 年に始まった APRU のプログラムの一つであり、 ジェンダー平等を目指すことを目的としています。