大学体育スポーツ学研究優秀論文賞 受賞

2023.03.27

寺岡英晋君(2020-2021年度助教、現:日本体育大学)を筆頭とする論文が、大学体育スポーツ学研究優秀論文賞(公益社団法人全国大学体育連合)を受賞しました。

本論文は、新型コロナウイルス感染症拡大下(コロナ禍)にある塾生のメンタルヘルスと社会的スキルの水準を把握し、体育実技がもたらす影響について調査を行った結果、体育実技履修者は授業期間前後においてメンタルヘルスの向上および社会的スキルの維持を示し、対面授業という体験がポジティブに寄与している可能性を示したものです。

体育実技授業は塾生の身体活動の確保とキャンパスでの貴重な交流の場となりますが、本研究によって、メンタルヘルスの向上および社会的スキルの維持においても重要な役割を担っていることが明らかになりました。

体育研究所は今後も、体育実技の充実に努め、豊かな人間性を備えた学生の育成に貢献していきます。

 

【受賞論文】

新型コロナウイルス感染症拡大下における大学生のメンタルヘルスと社会的スキルに関する調査研究:対面授業による体育実技の履修の有無の比較から

著者:寺岡英晋,村山光義,佐々木玲子,稲見崇孝,東原綾子,野口和行,加藤幸司,永田直也,福士徳文

掲載:大学体育スポーツ学研究,19:84-93,2022 年 3 月

 

■義塾サイト 研究活動による受賞ページ
 
■義塾サイト 研究トピックスページよりリンク掲載