篠原肇君(研究員)、コーフボール日本代表としてアジア選手権に出場

篠原肇君(研究員)、コーフボール日本代表としてアジア選手権に出場

 

慶應義塾大学体育研究所の研究員である篠原肇君が、コーフボール日本代表選手としてアジア・コーフボール選手権(Asia Korfball Championship 2024 於香港 11月4日~10日)に出場することが決定しました。

 

篠原君は今年4月より日本コーフボール協会会長も兼任しており、大会期間中に行われる国際会議The International Korfball Federation Asia Congress 2024では招待講演も行う予定です。講演内容は日本協会の長期成長戦略と具体的な政策です。

日本協会の会長がThe International Korfball Federation Asia Congressで招待講演を行うことは史上初の快挙となります。

 

コーフボールとは

コーフボールは、男女混合で行う独特なチームスポーツです。バスケットボールに似た競技ですが、ドリブルが禁止されているのが大きな特徴です。1チーム8人(男女各4人)で構成され、高さ3.5mのポールに取り付けられた直径40cmのバスケット(コーフ)にボールを入れて得点を競います。異性へのディフェンスが禁止されているなど、男女が平等に楽しめるよう工夫されたルールになっています。パス中心のゲーム展開により、チームワークと戦略性が重視される競技です。

コーフボールは世界69か国で行われており、競技人口は約100万人と言われている国際オリンピック委員会(IOC)の承認競技です。日本国内競技人口は約1000人と推定されています。

 

篠原肇君コメント

篠原肇君コメント

現在は研究員として参画させていただいている身ではありますが、塾生時代に「未来を切り拓くための行動力に溢れた塾生を育てる」という理念の基本方針を持つ慶應義塾大学体育研究所で学んだ経験が、今の私の原動力となっています。日吉記念館や蝮谷での体育実技の授業の他、塾長杯の運営スタッフとして携わらせて頂いた経験が、競技者としてだけでなく、協会の運営にも大きく活きています。

 

花言葉に「結束」を持つ朝顔からとったコーフボール日本代表チーム「あさがおJAPAN」は、「日本コーフボールの未来を切り拓くチーム」として位置付けられ、「半学半教」の精神のように、コート上の競技力のみならず、運営普及発展も同時に行いコーフボールを更に発展させていける人材により構成されています。

 

知名度もリソースも厳しい業界ではありますが、「自我作古」の精神で、慶應義塾での学びを基に引き続き取り組んでいきたい所存です。

 

この度コーフボール三田会を創立し、塾生や塾員を対象に体験会を開催しております。昨年は「最も参加しやすい早慶戦」として第一回コーフボール早慶戦を開催しました。興味をお持ちいただいた方はkorfkeio@gmail.com までご連絡ください。

日本コーフボール協会:https://korfball.jp/